
こんにちは、しっぽです。
2025年8月、愛知県名古屋市にある「夢文庫ピコット」さんを訪れました。
名古屋市内で長年愛されている子どもの本の専門店です。
経験豊かな店主さんが、おすすめの絵本やおもちゃを紹介してくださいます。
金曜日はなんと夜21時まで営業! お仕事帰りにもゆっくり立ち寄れます。
※許可を得て撮影しています。お取扱い品、在庫状況、価格などは訪問時点です。
可愛い外観が目を引くお店
最寄駅は、名古屋市営地下鉄鶴舞線の原駅。
1番出口を出て左へまっすぐ歩けば、すぐに到着します。
ブルーを基調とした外観がとても可愛らしくて、お店が並んでいる中でも、「あっ、ここだ!」と一目でわかります。

扉の窓からは絵本がたくさん覗いていて、物語の世界につながる入り口のようです。
さっそく中に入ってみましょう!
絵本の表情が見える店内、そしておもちゃも
店内には、絵本がずらりと並んでいます。
印象的だったのは、子ども向け絵本のほとんどが、表紙が見えるように陳列されていたことです。
児童書や大人向けの書籍のコーナーは、背表紙を見せるように棚に差されていますが、絵本の多くは表紙を向けて並べられています。
そのため、絵の雰囲気を見ながら選んだり、どんなお話か想像しながら気になったものを手に取ったりしやすくなっています。
子どもの頃に読んだ懐かしいロングセラーや日本の昔話、初めて出会う作品まで幅広く揃っており、テーマごとに並べられた棚をじっくり眺めては何度も往復してしまいました。

絵本が中心ではありますが、店内ではおもちゃも取り扱っています。
子どもの本の専門店としてスタートし、当初は子どもの本と保育図書という商品構成でした。
その後、来店するお子さまの成長に合わせて児童向けの読み物が充実していき、おもちゃに関するご相談・ご要望を受けるように。
それに伴いおもちゃの棚が増え、保育者向けのパネルシアターや紙芝居なども並ぶようになり、取り扱い商品が広がっていったそうです。





↓店内全体の様子がわかる動画はこちらから
商品の特徴を踏まえた丁寧な接客
「(玩具がメインの)“木のおもちゃ屋さん”に比べると、価格帯が低めなものが多いと思います」と、店主の熊崎さん。
最近入荷したばかりの商品を含め、ベアリングコマやラトル、基尺の合う積み木とカウンティングキューブなど、実物を手に取りながら丁寧に紹介してくださいました。
また、プラントイ社が持続可能な素材として開発した新素材「プランウッド」について教えていただきました。
製造過程で出るゴムの木の端材やおがくずを細かく粉砕し、圧縮して成型したもので、手に持つと少しずっしりとした重さがあります。
同じデザインのものを比較すると従来の木製品の方が人気とのことでしたが、それぞれに異なるメリットがあるため、場面や用途に合わせて使い分けるのが良さそうだと感じました。

「森のメロディーカー」などで有名な平和工業さんは存じ上げていましたが、お近くの名古屋市昭和区にあることは、今回お話を伺って初めて知りました。
オルゴールが鳴る車のおもちゃは他にもありますが、実際に音を聴き比べてみると、その音質の違いがよくわかります。
保育園では、子どもたちが元気いっぱい遊ぶうちに、オルゴール部品などに不具合が出てしまうこともあります。
平和工業さんにおもちゃを持ち込んで修理を依頼すると、「長い間、大切に使ってくださってありがとうございます」と言って喜んでくださるそうです。
豊富な知識と経験でサポート
熊崎さんは元保育士さん。
さらに長年にわたり子どもの本の専門店を続けてこられた豊富な知識と経験を活かしたアドバイスをいただけます。
お店独自のおもちゃカタログも作成されているので、迷った際はぜひ参考にしてみてください。
ご自宅用はもちろん、本とおもちゃを組み合わせたプレゼントをお探しの方にもおすすめのお店です。
毎週金曜日は夜21時までのナイター営業をされていて、お仕事帰りにもゆっくりと立ち寄ることができます。
お近くの方はぜひ足を運んでみてください!









