
こんにちは、しっぽです。
2025年9月、新潟県新潟市にある「krtek select toys」さんを訪れました。
店主さんが実際に遊んでみて良いと思ったこだわりの品々がたくさん並んでいます。
ヨーロッパから届いたおもちゃや工芸品など、日本ではなかなか出会えない素敵なものも。
ときめきがあふれる空間を、ぜひ一度訪れてみてください。
※許可を得て撮影しています。お取扱い品、在庫状況、価格などは訪問時点です。
隠れ家的なビルの2階に
最寄駅はJR白山駅。
ただし、新潟駅から行く場合は乗り換えが必要で、さらに徒歩15分ほどかかります。
遠方から訪れる方は、新潟駅前から出ているバスを利用すると、お店の近くまで行けて便利でおすすめです。

バスに乗って約15分。
「市役所前」バス停で降り、少し歩くと、お店が入っている「医学町ビル」に到着しました。
なんだかレトロな雰囲気。そして右側の入り口に看板を発見!


階段を上って、2階へ。そのまま左奥に進むと……

扉の手前から、わくわくするものがたくさん!




飾りをじっくり眺めたり、フリドリンの壁かけおもちゃでひとつずつ遊んだり。
あぁ、ここだけでもしばらく時間を過ごせそうです。

なめらかで心地よい、パイン無垢材の床。こちらで靴を脱いで上がります。
さっそく中に入ってみましょう!
心のときめきがあふれる場所
扉を開けると、左右に空間が広がる横長の店内。
入って右側には、ロングセラーをはじめ、定番のおもちゃや画材などが豊富に並んでいます。
ドイツやスイス、北欧の木製おもちゃを中心に、実際に遊んでみて良いと思ったものを選んでいるそうです。
本当に、なんと表現したらいいんでしょう……どのおもちゃもみな、妥協なく、理由があってここにいるという顔をしています。
それが伝わってきて、隅々まで見ているだけで嬉しくなる品揃えなのです。
左側には、小さなお子さんからご高齢の方まで楽しめるボードゲームがずらり。
さらに、店主の横山さんがヨーロッパを旅して出会った直輸入品や、「krtek limited」のラインナップもディスプレイされています。
そして、あちこちの天井にはモビールが吊るされ、ゆったりと動く姿にじっと見入ってしまいます。




↓店内全体の様子がわかる動画はこちらから
ようやくお会いできました
私がクルテクさんを訪ねたかった理由は、以前から一度お店に行ってみたかったこともありますが、何よりWebサイトで拝読する横山さんの文章が大好きだからです。
商品の紹介はどれもわかりやすく丁寧で、単なる説明だけでなく、それぞれのおもちゃに愛のあるまなざしを感じます。
ただ、なかでも特に心惹かれるのが「ダイアリー」のページです。
おもちゃの話題にとどまらず、お店の運営や日々の暮らし、旅、趣味などを通して、横山さんが見たり感じたり考えたりしたことが、自然体な文章で綴られています。
「初めて来ました」とご挨拶したあと、つい口早に「好きです!」と伝えてしまい、びっくりさせてしまったかもしれません。
それでも、あたたかく迎えてくださいました。

幅広い年齢層に愛されるお店
私がお店にいた間にも、何組ものお客さまが次々と訪れていました。
たとえば、よちよち歩きで何にでも興味津々なお子さんとご両親、若いご夫婦に抱っこされた赤ちゃん、習い事帰りに立ち寄った様子の小学生の母娘。
そして、3世代のご家族連れの中には、なんと94歳の方まで!
来店される方は、木のおもちゃだけでなく、ボードゲームを求めて来られる場合も多いようです。
94歳のお客さまも、以前購入されたゲームを楽しまれているのだとか。
私が名前を挙げたゲームを、「あ〜いいですねぇ!」と横山さんが店内の別々の組にサッとご紹介し、その場で2個売れてしまったのが、スピーディーでちょっとおもしろかったです。
どちらもリピーターのお客さまだったので、ゲーム自体の魅力はもちろんながら、「横山さんがおすすめするものなら間違いない!」という信頼関係がしっかりと築かれているのだなと感じました。

今後の旅にも高まる期待
最近では、ヨーロッパから直接輸入しているメーカーの商品も取り扱いが始まりました。
日本との取引が初めてというブランドもあるそうです。
「今後もこういった商品は増えていくのですか?」とお伺いしたところ、「じゃあ、また旅に出ないと!」とのお返事。
「これからも国内外の素敵な商品を紹介できたらと思っています」と話してくださいました。
私が購入した商品を見て、「わぁ、きみ旅立つのね! きっと可愛がってもらえるよ〜」と笑顔で送り出してくださったのも印象的でした。
お店に入った瞬間に、ぱぁっと心に広がったときめき。
それは、横山さんがひとつひとつのおもちゃを大切に選び抜き、こだわりと愛情を注いでいるからこそ生まれる特別な空気感なのだと実感しました。
ぜひ一度、足を運んでみてください!





































