【静岡・新静岡】「子どもの本とおもちゃ 百町森」を訪ねて

訪問記

こんにちは、しっぽです。

2025年3月、静岡県静岡市にある「子どもの本とおもちゃ 百町森」さんを訪れました。

木のおもちゃ好きなら、一度は訪れてみたい場所!
圧巻の品揃えと、知識豊富なスタッフさんの丁寧な接客で、きっとお気に入りの絵本やおもちゃが見つかるはず。
店内を夢中で眺めていると、あっという間に時間が溶けてしまいます。

※許可を得て撮影しています。お取扱い品、在庫状況、価格などは訪問時点です。
※写真の一部は、2024年10月に撮影したものです。

新幹線も便利!静岡駅から徒歩10分

JRの最寄駅は静岡駅。

在来線の東海道本線に加え、東海道新幹線「ひかり」「こだま」が停車します。
※「ひかり」はすべての列車が停車するわけではなく、1時間に1本程度です。

お店は、北口から歩いて10分ほどの距離にあります。
まっすぐ北へ向かおうとするとバスロータリーに阻まれ、「どこから渡ればいいの?」と少し戸惑いましたが、地下通路がありました。

また、静岡鉄道の新静岡駅が、さらに近い最寄駅です。

駅直結のショッピングセンター「新静岡セノバ」には、げんこつハンバーグで有名な「炭焼きレストランさわやか」も入っています。
ただし、駅近の店舗は非常に混雑するそうです。

ここまで来たら、あと少し。徒歩2分ほどで到着します。

遠くからでもよく見える看板が目印。無事にたどり着けました!

お店の外には、ハンモックやすべり台、ロッキングホースなども。
お子さん連れだと、入店前から楽しい時間が過ごせそうです。

さっそく中に入ってみましょう!

3つのエリアに分かれた店内

お店の中は、大きく3つに分かれています。

  1. 子どもの本・絵本
  2. おもちゃ
  3. 親と子の遊び空間 プレイオン

子どもの本・絵本

お店に入ると、まず目に入るのは絵本や児童書、大人向けの読み物など、たくさんの本です。

1979年に子どもの本の専門店としてオープンした百町森さん。

新刊や季節の絵本が定期的に入れ替わるほか、定番やロングセラーも豊富に揃っています。
また、絵本以外にも、教育や育児に関する本や、わらべうたの本など、子どもにまつわる幅広いジャンルが充実しています。

おもちゃ

本棚を抜けてさらに奥へ進むと、おもちゃのエリアが広がります。

ぎっしりと並んだおもちゃに、思わずテンションが上がること間違いなし!

棚やスペースごとにジャンルが区分されており、どんなおもちゃがどこにあるかが一目でわかりやすくなっています。
それにしても、全部でいくつの商品があるんだろう……と考えてしまうほどの取り扱い点数。国内随一の品揃えであることは確かです。

いずれの商品も、多様な仕入れルートの中から厳選された良質なもの・魅力的なものばかり。
じっくりと見て回るだけで、いくらでも時間が溶けてしまいそうな感覚でした。

工芸品コーナー内にある展示スペースでは、随時入れ替えで、テーマに沿った特集をされています。
その時々で違う展示が見られるので、訪れるたびにワクワクします。

今回お伺いしたタイミングは、「組み木とろくろの五月人形展」が開催されていました。

前回、2024年10月半ばに来店した際は、ちょうどクリスマスマーケットが始まったところでした。

新しいテーマや企画に変わるのをSNSを通して拝見する度、あれもこれも「見に行きたいなぁ」と感じられる素敵な展示なのですが、いつかは訪れたいと願っていたのがクリスマスの時期でした。

クリスマス本番に近づくにつれて、お店が混み合うのが予想されることと、自分自身も年末は多忙が重なるため、これまで諦めていたのをようやく昨年実現できました。

親と子の遊び空間 プレイオン

「プレイオン」は、親子で遊ぶおもちゃの部屋です。

ご利用には料金が必要で、注意事項などもありますので、事前に最新の情報をご確認ください。

扉の向こうにチラリと見える空間に、入る前からドキドキ。
靴を脱いであがります。

2階建てのおうちが印象的な、ドイツの幼稚園をイメージした空間で、落ち着いてゆったりと遊べます。

乳児向けのおもちゃから、ままごと遊び、人形遊び、積み木、玉の道、ボードゲームまで、さまざまな遊びが楽しめます。
気になるおもちゃを購入前にお試しできる場所としても、おすすめです。

↓店内全体の様子がわかる動画はこちらから

知識豊富で丁寧な接客が魅力!

心から感銘を受けるのは、スタッフの皆さんの豊富な知識と幅広い引き出しです。

各々に得意分野をお持ちだとは思いますが、どのスタッフの方に質問しても、最適な商品を提案してくださいます。
それが絵本でも、おもちゃでも、ボードゲームでも!

前回訪問した際、「このあと、2歳半の子どもがいる友人と会う予定なんです」「贈り物におすすめの絵本はありますか?」と尋ねたところ、ロングセラーから新刊まで、数冊をピックアップして丁寧に紹介してくださいました。

その中から『おやすみなさい コッコさん』(福音館書店)を選んでプレゼントしたところ、就寝前の絵本タイムにぴったりということで、友人にもお子さんにも、とても喜んでもらえました。

膨大な取り扱い商品を把握し、お客さま一人ひとりに合わせて的確に提案するというのは、本当に大変なことだと思います。

それでも、長年お店を続けられてきたご経験に加え、新しい商品を取り入れながら、時代に合わせてアップデートを重ねてこられたからこそ、深い知識をもとにした親身な対応ができるのだと、改めて実感しました。

私が滞在している間にも、商品のご紹介や会員サービスのご案内など、店頭でもお電話でも丁寧に接客されている様子が伝わってきました。

どなたも気さくで素敵なスタッフさんばかりなので、困ったときには、ぜひおすすめの商品を聞いてみてください。

前回(2024年10月)訪問時のエピソード

当サイトをオープンしたのは2024年11月3日。

その前月、10月半ばにお店を訪れた際、「実は、こんなWebサイトを作っているんです」と打ち明けました。

私の拙い説明にもかかわらず、「百町森さんをサイトに掲載させていただいてもいいですか?」という問いかけに、店主の柿田さんは温かい笑顔で「いいですよー」と即答してくださいました。

初めて挑戦することに不安を感じていた私にとって、その言葉は大きな励みとなりました。

店内でいろいろ撮影したりお話をしたりして、外に出ると、空はうっすら夕暮れ時。

お店の外観を撮影していると、柿田さんが現れて「ライト点けますか?」と声をかけてくださったのです。

「わわわ、ありがとうございます!」と店先のライトを点灯していただき、よし撮影の続きをするぞ〜とカメラを構えたところ……なんと柿田さんが、慣れた様子でハンモックに腰掛けてくださいました!

私の持っているレトロなデザインのカメラを見て、「それ、古いやつなの?」と聞かれ、先ほど佐々木さん(長年勤めていらっしゃるベテランスタッフ)ともまったく同じ会話をしていたので、ふふっと笑いそうになりました。

そして、「また必ず来ます!」と挨拶をしたのが最後でした。

遠くならないうちに、約束を守ることができて良かったです。今後も、またお伺いさせてください。

(訃報)代表取締役社長 柿田(山崎)友広 逝去のお知らせ(2024年11月)

一度は訪れてみたい、絵本とおもちゃの世界

今年、創業46周年を迎えた百町森さん。

静岡県内だけでなく、全国から訪れる方々も多いお店です。
首都圏からだと、東京〜静岡間は新幹線「ひかり」で約1時間、車でも3時間あれば到着できます。

「普段通販をご利用のお客さんにも、ご近所付き合いのような関係を築けたら」という言葉どおり、電話やメールのお問い合わせにも丁寧に対応してくださり、SNSでの発信も積極的にされています。

もっと知りたい方には、「コプタ通信」が毎月届く会員サービスや、柿田さんの著書『プーおじさんの子育て入門』(エイデル研究所)、『絵本とおもちゃでゆっくり子育て』(マイルスタッフ)などもおすすめです。

ただ、よりすぐった絵本とおもちゃに囲まれた百町森さんの空間は、実際に訪れてこそ感じられる、写真や言葉では伝えきれない魅力に溢れています。

ぜひ一度、足を運んでみてください!

店舗情報はこちら

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