【東京・千歳烏山】「木のおもちゃ・くらふとMUKU」を訪ねて

訪問記

こんにちは、しっぽです。

2025年2月、東京都世田谷区にある「木のおもちゃ・くらふとMUKU」さんを訪れました。

目の前を電車が走る特別なロケーション!
赤ちゃんから小さなお子さま向けの商品を中心に揃えた、こぢんまりとしながらも温もりあふれるお店です。

※許可を得て撮影しています。お取扱い品、在庫状況、価格などは訪問時点です。

駅から線路の横をまっすぐ歩くだけ

最寄駅は京王線・千歳烏山駅。

特急が停車するため、新宿や調布方面からも乗り換えなしで行きやすい便利な駅です。駅前は飲食店などが立ち並び、多くの人が行き交っています。

訪れた日は、とても良いお天気でした。

降りたホームによってアクセスしやすい出口が異なりますが、北口・南口どちらからでもお店までの距離はほぼ同じ。ただし、その間には「開かずの踏切」が……。

南口改札を出た場合は、踏切横の階段を降り、地下通路(エレベーターあり)を通って北口側へ。
北口改札を出た場合は、線路沿いに新宿方面へまっすぐ進みます。

道の途中で「まだこの先にお店があるのかな?」と少し不安になりますが、ひたすらまっすぐ歩けば大丈夫。3分ほどで到着です。方向音痴の私でも、迷わずたどり着けました。

一面がガラス張りになっており、通りかかるだけで中の様子がわかるからこそ、どんなお店なのかさらに気になりますね。

さっそく中に入ってみましょう!

目の前を電車が走るおもちゃ屋さん!

扉を開け、「こんにちは〜」と声をかけると、店主の中村さんが「はーい」と温かく迎えてくださいました。

店内に足を踏み入れると、壁一面に並ぶ棚が目に飛び込んできます。

赤ちゃんから小さなお子さま向けの商品が中心ですが、小学生以上や大人と一緒に楽しめるゲームも揃っています。
おもちゃはおおまかに対象年齢順に並べられており、選びやすい工夫がされています。

布製のおもちゃも一部取り扱っていますが、もともとは木製玩具のみを厳選していたそう。お客さまからのリクエストを受け、少しずつ種類が増えていったのだとか。

最近では、インターネットやSNSでお店の存在を知り、出産祝い・入園祝いなどの贈り物を探しに訪れる方も多いそうです。

おもちゃに見入っていると、ガラス越しに目の前を電車が通過しました!

お子さんが来店したときは、おもちゃで遊んでいても、電車が通るたびに「わぁ!電車だ!」と夢中で眺める姿がよく見られるそうです。

私がお店にいる間には、京王線(ピンクと紺のラインカラー)と、乗り入れている都営新宿線(黄緑のラインカラー)の車両が見えました。
※路線に詳しくないので後から調べました。もし間違っていたら、ごめんなさい……!

電車が遅延すると、お店の前でしばらく停車することもあるそうです。

過去にはテレビの取材が入ったり、「車窓から見える気になるお店」として紹介されたことも。小さなお店のため、大勢のスタッフは外で待機し、出演者だけが店内に入って撮影したという裏話も伺いました。

↓店内全体の様子がわかる動画はこちらから

京王線沿いで見つける、素敵な贈り物

中村さんとお話をしている中で、年々子どもの数が減少している現状や、お米をはじめとする物価の上昇とともに、木のおもちゃの価格も高くなっていることに対して、憂慮の念を抱いていらっしゃいました。

こうした中でも、できるだけ多くの方々に手に取ってもらえるよう、こちらのお店では比較的手に取りやすい価格帯の木のおもちゃも取り揃えています。品質にこだわりながら、気軽に贈り物として選べるアイテムがたくさん並んでいます。

また、現在、千歳烏山駅周辺では高架化工事が徐々に進んでいるそうです。
お店の前を電車が走らなくなるのは少し寂しいですが、「開かずの踏切」がなくなり、再開発によって駅からお店の近くまで人が流れてきやすくなることを期待しています。

店内の安全な場所からすぐ近くで京王線を見ることができるので、特に電車好きなお子さんがいらっしゃる方には、今のうちに訪れるのをおすすめします。

お近くの方はぜひ足を運んでみてください!

店舗情報はこちら

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