
こんにちは、しっぽです。
2025年8月、愛知県稲沢市にある「木のおもちゃ Bloom」さんを訪れました。
いろんな木のおもちゃで、わくわくする遊び方を提案!
発想力あふれるアイデアが盛りだくさんです。
店頭には、店主さんがお母さまから受け継いだサンプルも並んでいます。
※許可を得て撮影しています。お取扱い品、在庫状況、価格などは訪問時点です。
のどかな道を歩いた先に
最寄駅は、名古屋鉄道の奥田駅。
または、ひとつ隣の大里駅からも同じくらいの距離で、徒歩約10〜15分です。

住宅と田んぼが並ぶ、のんびりとした風景の中を歩いていくと、目的地に到着!
ユニークで、とても見つけやすい外観です。


アーチをくぐって通路を進むと、奥側のガラスの扉がお店の入り口です。
さっそく中に入ってみましょう!
明るい空間に、楽しいおもちゃがずらり
店内に入ると、店長のりえさんとご主人が、あたたかく迎えてくださいました。
棚にはおもちゃがぎっしり!
手書きのPOPがたくさん付けられていて、おすすめコメントをつい読みたくなります。
大きな窓から光が差し込み、照明もたっぷりで、とても明るい雰囲気。


おままごとコーナーや、工芸品が並ぶガラスケースもあります。


↓店内全体の様子がわかる動画はこちらから
実際に触れて感じるおもちゃの魅力
これまでSNSで拝見していましたが、ネフやキュボロなどさまざまなおもちゃを使って、既存の枠組みにとらわれない豊かな発想で遊んでいる様子を投稿されており、どのような方なのかお会いするのが楽しみでした。
さっそく紹介してくださったのは、でこぼこ工房さんの「おはなし組木」です。
「おおきなかぶ」などの童話や絵本をモチーフとしてつくられた組木で、物語が進むにつれてパーツを人形劇のように動かしたり、組み合わせたり外したりすることで、あっと驚く展開に。
りえさんの語り口が軽妙で、お話の世界に引き込まれました。
なんと「おおきなかぶ」と「ももたろう」のパーツを両方合わせると……!? というおもしろい工夫も。
入荷するたびに大人気で、現在は欠品中。
残念ながら工房を閉じられてしまうため、まもなく最後の入荷を控えているそうです。
ただし、製造の後継先は決まっているとのことで、このまま完全になくなってしまうことはないと少し安心しました。

磁石で本体にくっついた小さなコマを遠心力で加速させて回す「サイドスロースピナー」も実演してくださいました。
りえさんは、ただコマを回すだけでなく、サッとすくい上げたり、磁石で軸をくっつけたりと自由自在。
私も何度かチャレンジしてみましたが、手首のスナップで加速する途中まではできるものの、うまく飛び出させて回すのは至難の業でした。悔しい。

尾張にある木のおもちゃ専門店
りえさんはもともと保育士として長年勤められていましたが、お母さまがお孫さんへ贈られた木のおもちゃの素晴らしさに感動し、ついにはお店を開くことを決意されました。
開店されてから今年で4年目。
お母さまは早くに亡くなられてしまったそうですが、受け継がれた数々のおもちゃたちは、今もサンプルとして店頭で活躍しています。

お店があるのは名古屋と岐阜の間あたり。
尾張地方には木のおもちゃ屋さんが少ないため、こちらを訪ねてくる方も多いそうです。
通りから見ると正面のシャッターが閉じていて、営業中であることが一見わかりづらいのが難点で、現在解決策を検討中とのこと。
どんなふうに変わっていくのか、これからの展開にも期待が高まります。
工作体験ができるワークショップ(要予約)も随時開催されており、お買い物以外にも楽しい時間を過ごせます。
お近くの方はぜひ足を運んでみてください!






















